法人名:社会福祉法人湧泉会
施設名:特別養護老人ホーム かわせみ様
インタビュイー:理事長・施設長 三井様
URL: https://www.kawasemi.or.jp/
TEL:055-984-3377
導入インタビュー社会福祉法人湧泉会 特別養護老人ホーム かわせみ様
ご施設様の情報

静岡県清水町にある特別養護老人ホーム かわせみ様(以下、「かわせみ」)は、社会福祉法人湧泉会が運営している介護施設です。同施設では、利用者様一人ひとりの生活に寄り添いながら、安心・安全な介護環境の提供を目指されおり、見守りカメラ「パルモビジョン」やナースコール、バイタルセンサー、電話システムなどWi-Fi工事を含めて一括で導入いただきました。今回は、理事長・施設長の三井様にその導入の背景と、現場での実感についてお話をお伺いしました。

地域密着型施設に求められること
Q:まず、三井理事長が考える「地域密着型の介護施設」について教えてください。
三井理事長:
私たちの施設は、地域の高齢者が安心して楽しく暮らし続けられる場所でありたいと考えています。そもそも介護は、単なるサービスの提供ではないと思っていまして。それは、誰かの暮らしに深く関わり、その人らしい日々を支えることだと思っているんですね。一方で、食事や排泄、移動といった身体的な支援にとどまらず、心の安定や尊厳の尊重、社会とのつながりを保つことまで含まれているじゃないですか。つまり介護は、生活の一部を手伝うのではなく、その人の「暮らしそのもの」を支えることだと考えているんです。支援する側とされる側の間に信頼が育まれ、小さなやりとりの積み重ねがその人の人生を穏やかにし、そしてその人らしく続けていく力になると。そう考えています。
だからこそ、利用者様の生活リズムや価値観に寄り添い、過度な干渉を避けながらも、必要な支援を的確に届けることが重要なんじゃないかなと。 そのためには、スタッフが快適に働ける環境づくりも欠かせないなと思いました。
特に夜間の見守りや記録業務は、スタッフの身体的・精神的な負担になりがちなので、そうした課題を少しでも軽減できるよう、設備面でも工夫をしたいと思いました。
見守りとプライバシーの両立を目指して

Q:今回、パルモスマートコールを導入された背景を教えてください
三井理事長:
新しい見守り機器の導入を検討するにあたり、私たちが重視したのは“現場に合った使いやすさ”と“コスト”のバランスでした。また、記録に関しても、こう…何台も違うデバイス持って手元がガチャガチャしているのはスタッフが大変だよなということで、できるだけ一台に集約できるものを探していました。カメラ機能に関しては居室内確認ができれば十分。赤外線などの高度な機能も私たちの現場では必須じゃなくて、むしろシンプルで低コストなものを求めていたんですね。
もう一つ、見守りとプライバシー配慮のバランスの課題があったんですけど、利用者様の生活空間に過度に踏み込むことなく、必要な情報だけを得られる仕組みが理想でした。パルモビジョンはそういった点で非常に優れていて、導入を決断する大きな要因になりました。

Q:ナースコールを有線から無線に変えようと考えた経緯を教えてください
三井理事長:
やっぱり以前は、Wi-Fi自体の安定感もなかったですし、無線であることの不安感がすごい強かったので有線を使っていました。ただ、有線では有線で、配線の取り回しやレイアウト変更時の柔軟性の面で課題を感じていまして、配線の劣化や断線によるメンテナンスは大きな負担となっていました。
今はもうWi-Fiもだいぶ安定してきているし、これら全てを考慮した上で、有線か無線かみたいなところの踏ん切りがつきましたね。

導入後の変化とスタッフの声
Q:実際に導入してみて、現場ではどのような変化がありましたか?
三井理事長:
検討当初は補助金申請の対象機器かどうかも気になっていましたが、パルモスマートコールシステムはその条件を満たしていて安心して導入することができました。機能においても“シンプルで現場にちょうどいい”使いやすさを求めていた私たちにとって理想的な選択だったなと感じています。特に、ナースコールに使われているLoRa無線は、通常の無線よりも広範囲をカバーできて、中継機の設置が最小限で済んだ分、結果的にコスト面も想定より抑えられたのではと思います。ランニングコストにおいても低く済んでいるため、施設運営としても助かっています。
現場では、スタッフの端末が一つにまとまったことで管理が非常に楽になり、スタッフからも「快適に使えている」と聞いています。
居室に入れた機器は、設置や移設がしやすく現場の運用に合わせて柔軟に対応できるのが大きな魅力ですね。配線に縛られないことで、スタッフの動線やレイアウトの自由度が高まり、現場のストレスが減ったように思います。
心配だった無線の安定感ですが、パルモスマートコールの導入時にしっかりしたWi-Fiを入れる事も出来たので特に問題ありません。ご利用者からは「トラブルがなく安心する」と言われています。
外国人スタッフの登用も進んでおり、全従業員のうち9名がミャンマー出身です。こうした点についても、パルモスマートコールの多言語機能によってサポートできる部分があるかもしれないなと感じました。
今後の展望と施設長の思い
Q:最後に、今後の施設運営における展望を教えてください
三井理事長:
プライバシーを守りながら安心して見守れる環境づくりを、これからも少しずつ整えていきたいですね。 利用者様とスタッフの信頼関係は一朝一夕には築けないし、日々の積み重ねがあってこそ得られるものじゃないですか。 今後もパルモビジョンをはじめとするテクノロジーの力を活用しながら、スタッフが働きやすく利用者様が安心して過ごせる施設づくりを進めていきたいなと考えています。 介護の現場においても“見守りの質”が問われる時代に、目指すのは「そっと寄り添う見守り」。その実現に向けて、これからも挑戦を続けていきます。
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